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『スーパーマリオ 3Dコレクション』をクリアした感想

9月18日にリリースされたスーパーマリオ 3Dコレクション』をクリアした。

 

 

このタイトルはスーパーマリオ64』『スーパーマリオ サンシャイン』『スーパーマリオ ギャラクシー』の3作品をNintendo Switch向けにリマスターし、1つのソフトにまとめて収録したもの。2021年3月31日までの期間限定で販売されるということもあって、買ってしまった。

 

今年で35周年を迎えたスーパーマリオシリーズ、おめでとうございます!

 

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せっかくクリアしたので、興奮醒めやらぬところで各タイトルの感想をまとめようと思う。

 

 

 

スーパーマリオ64』 シリーズ初の3Dアクションゲーム

 

 

年代に沿って順当にシリーズ作品を追ったので、まずは『スーパーマリオ64』から。各ステージを探索しながら隠されたスターを見つけていくという「箱庭探索型」ゲームデザインが特徴。この際だから言うが、かつてニンテンドー64のオリジナル版を夢中でプレイした末にパワースターを120枚全て集めたことは僕の密かな自慢だ。改めてリマスター版をプレイすると「あの頃の自分、良くできたな……」と思う。

 

実に24年ぶりのプレイになるけど、「カメラの動きってこんなに不自由だったっけ?」と思う場面が結構出てきた。この2020年に改めてプレイすると、ジュゲムカメラマンはもっと頑張れと思ってしまう。ここら辺は動作そのものに大きな改良が加えられないリマスター作品の限界かな。距離感そのものが掴みにくいという点もミスを誘発しがち。

 

 

 

カメラの動きにはさすがに古さを感じるけど、当時のカセット容量64MBの中に詰め込まれた各ステージは今でも優れたデザインだと感じられた。今となってはそこまで広くもない箱庭だけど、その中でも様々な攻略ルートが考えられるという設計思想は以降のゲーム作品にも大きな影響を与えたはず。

 

個人的に好きなステージは「さむいさむいマウンテン」。スライダーの軽快なBGMは、当時プレイした人の耳に残っているのではなかろうか。

 

 

スーパーマリオ サンシャイン』 クセがすごい3Dマリオ

 

続いてはGCタイトルとして発売された『スーパーマリオ サンシャイン』 。オリジナル版をプレイしていなかったこともあり、3Dコレクションの中では一番気になってたかも。64からGCにハードが進化したこともあってグラフィックの進化は見事。目玉である「ポンプアクション」は水の表現に対する自信の表れのように思える。

 

 

サンシャイン、明らかに難しい部類のアクションゲームだと思う。当時の詳しい評価は知らないけど、ストーリーを完走する前に投げ出してしまうプレイヤーも少なくなかったんじゃないかな。なんだか、ファミコン時代の難しさを感じさせるマリオだった。全体的に精密なアクションを求められるわけだが、アスレチック系のコースでは特に顕著。

 

 

加えて、理不尽なミス判定がちょいちょいある。一発ミスになる箇所がとにかく多いんだ。

 

 

各ステージの難易度も「どうなのよ?」と言いたくなる点が多かった。マリオ64と同様に「箱庭探索型」なのだが、プレイヤーに対するヒントが少ない気がする。後半よりも前半の方が明らかに難しいステージもあるし、難易度のバランス悪いなぁって感じ。

 

 

クリア後に振り返ると「めちゃくちゃ尖ってんなぁ」という印象。ただ、Twitterを見てるとサンシャインが3Dコレクションの中で一番好きと言う人まぁまぁ見かける。歯応えのある難易度と南国の観光地であるドルピック島のロケーションに魅せられるプレイヤーもまた多いのかもしれない。

 

スーパーマリオ ギャラクシー』革新的かつ最も遊びやすい3Dマリオ

 

お待たせしました。最後にプレイしたのは『スーパーマリオ ギャラクシー』。「宇宙」と「重力」をメインテーマとしたギャラクシーのオリジナル版はWiiWiiリモコンでプレイすることを想定しているため、メニュー画面やゲーム内の各所でポインターやモーションセンサーを活用する操作が特徴的。当時は煩わしく感じたけど、Switch版ではジャイロ機能によってテレビ画面に向けることなく操作ができるようになったので便利になっている。

 

壮大なメインテーマを象徴するかのような迫力あるオーケストラBGMも特徴の1つ。このオーケストラサウンドはこれまでのマリオ作品とは一線を画すもので、音から世界観に引き込まれたプレイヤーも多かったはず。僕は「エッグプラネット」「ウィンドガーデン」「フローターランド」のBGMが好き。

 

 

 

SD画質時代のゲームでありながら光の表現、物体の質感などは当時から高い品質を誇っていたので、今回のリマスターによってHD画質化した効果はとても大きい。サンシャインからの進化っぷりを実感させられた。

 

これまでの2作品と違って、ギャラクシーは一本道のステージクリア型にゲーム性が変化している。箱庭を探索する楽しみは減ったけど、その分進むべき道が分かりやすくなり、面白い画面演出が増えたことは嬉しい。ストーリーをクリアするだけなら条件は優しいこともあり、万人に勧めやすいマリオになったように思える。64の頃にあった「走り幅跳び」のアクションが復活したことは地味にありがたい。

 

カメラがほぼ固定になった関係で、水中の操作が難しくなったことは少し気になったかな。あと、巨大アナゴが怖い。64の巨大ウツボ然り、サンシャインの巨大ウナギ然り、なぜ任天堂は水中ステージ敵をトラウマ製造マシーンにするのか。もしや、オデッセイにもいるのか?

 

 

実は、オリジナル版は当時買ってプレイしたのだが、Wiiリモコンとヌンチャクでの操作がしっくりこなくて途中で積んだ記憶もあるような……ないような……

 

そんなわけで、3Dコレクションで再びプレイするチャンスが巡ってきたことを嬉しく思う。マリギャラ、結構ストーリーが凝ってるんだよね。エンディングと「ロゼッタの絵本」ではちょっと泣きそうになっちゃった。

 

ちなみに、ルイージも出てきてちゃんと活躍する。次男坊の僕には重要なポイントである。

 

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マリコレ3Dのまとめ

 

マリコレ3D。サンシャインだけ難易度が突出してるのは気になるけど、シリーズが進む度に操作性は良くなるし、ハードが変わる度に新しい表現やらギミックやらを意欲的に取り入れてきたのはすごく伝わってきた。みなさん、マリコレ3Dは2021年3月31日までの期間限定販売ですよ!(ダイレクトマーケティング

 

スーパーマリオ 3Dコレクション -Switch

スーパーマリオ 3Dコレクション -Switch

  • 発売日: 2020/09/18
  • メディア: Video Game

 

3作品をプレイして思ったことは、Switchタイトルとしてリリースされた3Dマリオ最新作スーパーマリオ オデッセイもプレイしてぇなーという気持ち。いやー任天堂の術中にハマっちゃったなぁ。絶対すごい進化してると思うんだよね。

 

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うーん……

 

 

Let’s do the odyssey!