どうも、僕です。先日、PowerDirectorのスライドショークリエイターを使ってフォトムービーを作ってみた。
写真と音楽を指定するだけで動画の大部分はできあがるという手軽さが実に魅力。だがしかし、世の中ってのはうまい話だけでは回らない。実際に使っていくうちにどうしても避けられない致命的な弱点も実感しました。
スライドショークリエイター(自動制作)の弱点
それは、画面の切り替わり演出(トランジション)を部分的に修正できないこと。春や夏の写真に雪の結晶が出るアニメーションが組み合わされることもあり、ミスマッチな演出に戸惑うこともしばしば。また、フォトムービーとBGMの長さをちょうどよく合わせるのも難しいと感じました。簡単とはいえ、ここら辺の調整は多少苦戦します。
振り返りを兼ねて、スライドショークリエイター(自動制作)と手動制作の長所と短所を一度まとめてみる。
自動制作と手動制作の比較
【スライドショークリエイター(自動制作)】
Good
- 手軽さ: 写真と音楽を選ぶだけで自動的にフォトムービーが完成する
- 時間短縮: 短時間でフォトムービーを作成できる
- 初心者向け: 動画編集の経験がない人でも簡単に作成できる
Bad
- カスタマイズ性: 細かい設定はできないためオリジナリティに欠ける場合がある
- 表現力: 表現できるメッセージや雰囲気に制限がある
- 画一的: 似たような構成になりがち
【手動制作】
Good
- 自由度の高さ: 写真の表示順、トランジション、音楽、テキストなどを細かく設定できる
- 表現力: 伝えたいメッセージや雰囲気に合わせて細部まで調整できる
- オリジナリティ: 自分だけの個性的なフォトムービーを作成できる
Bad
- 時間と手間: 細かい設定が必要なため完成までに時間がかかる
- スキル: ある程度の動画編集スキルが必要になる
- センス: 構成やデザインのセンスが問われる
今後の展望
拙いながらも考えていたことを形にできたのはひとまず良かったかな。自動機能を用いた制作の限界も分かったので、次は趣向を変えて手動制作に挑戦しようと思う。「15年分の写真で100選」みたいなフォトムービーを作るのはどうだろうか。テーマを絞ったショート形式で作るのも悪くないかもしれないな。
(写真:新しい本体)