どうも、僕です。30代後半、この歳になってやっとできたことがある。海外旅行の経験である。
12月の半ば、職場の同僚とかねてから計画していた韓国旅行が実現した。記憶が残っているうちに、写真を見ながら思い出をまとめようと思う。ちなみに、今回の企画は40代のKさんが主導で計画している。一泊二日の弾丸ツアー、大学生みたいなことをする人である。
【出発編】深夜の羽田と機内の沈黙


深夜の羽田空港から仁川空港へ飛び立つ。離陸時の動画を撮りたいNさんが窓際の席を熱望するので譲ってあげることにした。飛行機が動き出したタイミングでスマホで録画を始めるが、飛び立つまでが長いことを知っているのだろうか。辛抱強く撮影を続けるNさんの後ろ姿を僕は僕でカメラに収めていた。


途中、特に感動することもない味の機内食が出る。ミラーレス一眼を持っていることに気づいたNさんが「水を飲むから撮ってくれ」と言う。何のために、と言いかけたが呑み込む。
【到着編】入国審査とシベリアの風

仁川空港に到着。写真を撮りながらのろのろと進むうちに入国審査ゲートには長蛇の列ができる。審査の職員が2名しかいない状態にNさんの文句が止まらない。しばらくすると増員された。
事件が起こる。長い、僕の入国審査だけが妙に長い。不思議に思っていると職員がスマホの画面を突きつけて、「あなたの顔が入国禁止リストに登録されているため調査します」と翻訳アプリを介して伝えてきた。入国審査に引っかかったのである。神妙な顔でスマホの画面を見つめるが、特に策なし。大人しく職員の案内に従い保安室へ向かう。

イスに座ってしばらくすると、職員から韓国語で何か話しかけられる。なんっも分からん。曖昧な返事をしていると「韓国分からない?」と日本語で聞かれ、「イェス」と返事。トンチンカンなやり取りの末、似てるだけでしたと解放された。着いて早々かなりレアな体験をしたのではなかろうか。保安室送りの件はいじり倒された。

韓国は世界一のキャッシュレス先進国。キャッシュレス決済比率は99%らしい。屋台以外ならキャッシュレスが通用すると考えて良いだろう。空港やコンビニ、ホテルには"WOWPASS"という旅行者用の決済カード販売機が設置されている。日本で言うと、クレジットカードとSuicaがひとまとめになったようなもの。

シベリアからの風が吹く韓国は日本よりも寒い。ダウンは必須アイテム。

バスに乗り間違えて結局徒歩でカジノに向かう。

最初の目的地パラダイスカジノでスロットマシンやルーレットに興じる。海物語のスロット台に座るKさん、日本にいる時と変わらない。ゴージャスな雰囲気に最初はビビったが、100円単位から賭けることもできるのでわりと少額でも楽しめる。
【ソウル市街観光編 ~1日目~】薬膳とカスタムと夜の賑わい

北村韓屋村で食べたサムゲタン。若鶏のお腹にもち米・高麗人参・にんにく・なつめなどを詰めて長時間煮込んだ薬膳料理。韓国内でサムゲタンは精をつけたい時に食べる料理という位置づけみたいで、日常的に出てくる料理ではないらしい。日本で言うなら何になるだろうか。ウナギと感覚が近いかもしれない。



NIKE SEOULでカスタム体験。ワッペンやプリントを自分で配置して、オリジナルデザインのトレーナーやTシャツを作ってもらえる。事前に調べた時は整理券が必要とあったから行程的に厳しいかもと思っていたけど、待ち時間もなくすぐにできた。自分と妻へのお土産用に2着のトレーナーを購入。





韓国はおいしいものが多い。





クリスマスの賑わいを見せるロッテ百貨店前。



韓国の夜が更けていく。
【ソウル市街観光編 ~2日目~】市場の朝とおじさんとカニ


翌朝、南大門広場の市場で朝食。日曜日の朝から営業してる店は多くないので、人通りはかなり少ない。集団でとぼとぼ歩いていると現地でガイドをしているおじさんに捕まる。他に当てもないしなと、紹介された店に入る。リーダー格と見抜かれたKさんは食後も市場の案内を続ける気満々なおじさんに延々と絡まれる。

東京駅に似てる気がするソウル駅。



ソウル駅のスターバックス。韓国はカフェが多い。ご当地タンブラーを買った際にQRコード付きのレシートを貰った。店員さんが何やら説明しているが、なんっも分からん。きっと免税のことだろう。昨日はナイキで同じようなものを貰ったしな。










景福宮はソウルに残る5大古宮の中で最も規模が大きい。韓国の歴史や王朝に全く詳しくはないが、守門将交代儀式は見応えがある。KさんとNさんは眠そうな顔をしていた。

ホテルのチェックアウトまで時間がない。60代のEさんにダッシュを要求する非道集団。


2日目のお昼はカンジャンケジャン。生のカニを醤油漬けにした有名な韓国グルメで、ビニール手袋をつけて食べる。うめぇ。ごはんが無限に進む。手と口周りが汚れがちなので、人を選ぶ感はある。ちなみに、生のエビを醤油漬けにした料理もある。これはカンジャンセウという。
自由行動後に仁川空港に集合。
「そういえば、スタバでタンブラーを買った時に免税用のレシートを貰ったな」と思い出し、空港内にある端末に読み込ませるが、何度やってもエラーが出てしまう。損をしたくない一心から生じた冒険心で、近くにいた税関職員に質問してみる。明らかに困惑した表情で何かを説明してくれている。なんっも分からんが、何やらトンチンカンなことをしたらしいのは分かる。居心地が悪い。「オーケーオーケー」と何がオーケーなのか分からないままその場を去った。



飛行機の中、翻訳アプリを立ち上げてレシートをかざす。
免税用レシートだと思い込んでいたが違うのか?
お前の正体はなんなんだ?
「タンブラーをお買い上げのお客様にコーヒー引換券をプレゼント」

税関職員の困惑した表情を思い出す。飛行機はソウルの上空を過ぎる頃合い。韓国の夜が更けていく。