はちよん!

Welcome to Underground……

久しぶりにストックフォト投稿したら売れた話 ~3月4週目~

最近は外を出歩くと桜の花が咲いているのを見かける。こうして日に日に空気が暖かくなってくると、いよいよ春の訪れを感じる。「写真でも撮りに出掛けてみようかな~」という気持ちも湧いてくるのでありがたい。相変わらず悪い病気は流行っているけど。

 

ストックフォトで写真が売れた

 

2~3年前にフォトストック販売サービスにクリエイター登録して以来、まるで作品を追加していなかった僕だけど、先月久しぶりに十数点の写真を追加してみた。

 

creator.pixta.jp

 

stock.adobe.com

 

そしたらさ、その中のいくつかが売れたんだよね。買った人は何に使うのか気になる。

 

今年は小規模でも良いからフォトコンテストへ応募する活動をしてみたいけど、フォトストックに登録した写真は応募作品には使えない決まりが一般的らしい。ここら辺は注意しないといけないね。

 

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我ながら、このハシビロコウの写真は完璧だな(自画自賛)。

 

ワンダと巨像』クリアしてトロコンしました

 

3月にフリープレイタイトルになったPS4ワンダと巨像』(以下『PS4ワンダ』)をクリアしました。オリジナル版(PS2)に加えて、リマスター版(PS3版)もクリアしたことがある僕。オリジナル版のリリースから15年経った今、当時でさえ「シンプルすぎる」と言われたゲームを2020年に改めてプレイしてどう感じたか。

 

いやまずね、驚いたのはグラフィックとサウンドの進化。さすがは"リメイク"だ。

 

www.youtube.com

 

 

…すごくない?別物じゃん。

 

"究極の引き算"と評されるほどシンプルなゲーム性はそのまま。本質的な部分は一切変わっていないけど、「古の地」を散策する楽しさはより深みを増している。特に、アグロの躍動感や重量感は素晴らしい。馬に乗って広大なオープンワールドを冒険するゲームは今となってはごまんとあるけど、この作品ほど生物的な意思を感じられるものはないだろう。

 

 

『ゴッド・オブ・ウォー』『Marvel's Spider-Man』など、近年ではフォトモードを実装しているアクションゲームは多い。PS4ワンダもご多分に漏れず、新たにフォトモードが加わった。力強い巨像や美しいフィールドとの相性は抜群。

 

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今回のリメイクは映像美を追求しているように感じる。15年前にオリジナル版でエンディングを迎えた時、儚いおとぎ話を読み終えたような心地良さに包まれたけれど、この時の感覚までもが蘇ったように思えた。

 

プレイする際にはHDR対応の4Kモニターでプレイしてもらいたい。最高の体験を求める場合、プレイ環境がPS4 Proであることは結構大事かもしれない。この場合は「解像度」「フレームレート」のどちらを優先するかという設定を行うことになるが、後者を強くオススメする。

 

【PS4】ワンダと巨像 Value Selection

【PS4】ワンダと巨像 Value Selection

  • 発売日: 2019/04/11
  • メディア: Video Game
 
 

新型コロナウイルスが流行っている今だからこそ ~3月2週目~

新型コロナウイルスのニュースが連日放送されるようになってもうどれくらい経つだろうか。近所のスーパーやドラッグストア、コンビニからはマスクの在庫が底をつき、店頭の陳列棚から姿を消した。

 

マスクだけならまだ分かるが、トイレットペーパーやティッシュも品薄の状態が続いている。SNS上でのデマが原因らしいけど、実際に店頭からなくなっているのだからもうデマではないようにも感じる。『嘘から出たまこと』ってこういうのを言うんだろうか。メーカーや問屋には在庫があるんだろうけど、店頭からなくなれば僕ら消費者は手に入れる術がない。ガランとした棚を見ると我先にって心理が働くのは分かる。メルカリのようなフリマアプリが一般的になった弊害もあるのかな。最近は金になりそうな物が出てくると、すぐに転売屋が寄り付いてくるようにもなった。

 

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1970年代にオイルショックがもとでトイレットペーパーの日本各地で買い占められたことは歴史の授業で聞いた話だけど、まさか同じような状況を体験するとは思わなかった。いつの時代でも、不安を煽る噂に人は振り回されてしまうのだろうか。

 

 

健康的な被害だけでなく、経済的な被害の大きさも軽視できない状況になってきている。僕の地元でも臨時休校が実施されたようで、卒業式も「在校生と保護者の参加なし」の方針になっていると聞く。なんだか、思い出になる行事をも蝕んできているなと感じる。コンサートや地域イベントについても開催を見送る動きが今後どこまで続くか、気になるところ。

 

自粛というわけではないが、コロナウイルスが流行ってなかなか外を出歩く気になれない。いっそのこと家の中でできることを優先的にやってみる期間を設けようかな思う。今回は実践した積みゲーの消化について書いてみる。

 

『タイタンフォール2』クリアしてトロコンしました

 

昨年12月にフリープレイタイトルになったPS4『タイタンフォール2』(以下『TF2』)をクリアしました。いやー前から気になってやろうやろうと思ってたけど、ようやく手をつけることができた。FPSはマルチよりキャンペーンモードを目当てにプレイすることが多いんだけど、すごいねこの作品。名作と名高い理由が体感できたわ。

 

www.jp.playstation.com

 

主人公クーパーと相棒のBT、ストーリーを進めるたびに強くなっていく信頼関係が熱くて好き。ロボ萌えの心を掴むのがうまい。

 

 

 

BTの美声、好き。面白いと思ったゲームは敬意を持ってプラチナトロフィーの取得を目指す僕。当然狙いました。

 

 

キャンペーンはチェックポイント多いし、FPS経験者なら最高難度でも挫折することなくやりきれると思う。FPSジャンルの代名詞『CoDシリーズ』のベテラン(最高難度)をクリアするよりは楽に感じた。唯一の鬼門は、終盤にあるバイパー戦かな。ここだけは何度もリトライさせられた。

 

 

TF2の最難関トロフィー『…教える者に』

 

TF2最難関トロフィーは間違いなく『…教える者に』だろう。ガントレットタイムアタックの3位以内に入る」という条件だが、正直難しい。トロコンを狙うプレイヤーが挫折するポイントはここだと思う。僕も4時間かけてようやく達成することができた(これブロンズトロフィーの難度じゃないだろ……)。

 

 

 

雑なエイムをある程度カバーしてくれる隠し武器EPGを使ってなんとかって感じ。改めて見ると、動画12秒あたりで失速してるのが分かる。ゴール前の2段ジャンプも余計だったかな。

 

 

TF2は良いぞ!

 

"信じて!"

  

EA BEST HITS タイタンフォール (R) 2 - PS4

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  • 発売日: 2017/05/18
  • メディア: Video Game
 
 

【退職エントリ】郵便局の仕事を通して思うこと

かねてから勤めてきた郵便局を先日退職しました。僕の仕事は自動二輪車を使用した郵便配達。期間雇用社員の外務員としてバイクでの郵便配達を担当していました。「郵便屋さん」と言えばこのイメージの方も多いでしょう。

 

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自身の振り返りも兼ねて、退職エントリとしてまとめてみます。 

 

 

郵便局仕様のカブに乗って担当区の各家庭、学校や会社へ以下の郵便物を配達するのが主な業務です。

 

・定形郵便(一般的な封書・はがき)
・定形外郵便(大きい封筒や広告。年末はカレンダーが多くて厄介)
・追跡サービス対象の郵便(フリマアプリの台頭で負担増の傾向)
・速達(本来の配達コースを大きく外れることもある。実は優先度合いが曖昧)
・書留(1日20~40通くらいの量。クレカ関係が多い)
ゆうパック(4輪が配達できない分を巻き取る。対面渡しだから多いと困る) 

 

郵便局に従事する人口はかなり多いので、ネットを通して同じ業務を担当している人にはわりと容易く触れることができます。Twitterには「自分が郵便配達をしている」と明示した上で労働環境問題を外部へ発信しているアカウントもあったりする。

 

辞める前には自身の状況とそれらを照らし合わせて「どこの局でも同じような悩みを抱えてる人がいるんだなぁ……」と思ったものです。

 

郵便配達の仕事は地域性が強いため、人によって異なる問題を抱えている場合が多い。その一方で広く共通している問題もまた多いと感じました。

 

郵便配達の仕事は全国的に人手が足りていない状況、積極的に募集活動を行っています。「郵便配達の仕事ってどうなの?」って気になった人もいると思うので、ここ最近の郵便事情を含めた僕の体験が参考になればと考えています。

 

予め、主観による部分も大きい内容であることはお伝えしておきます。繰り返しになりますが、郵便配達の仕事は地域性が強い仕事です。ひと口に「郵便配達」と言っても局や班によって環境が異なりますので、その点は留意して下さい。

 

郵便配達を辞めた6つの理由

 

  1. 配達担当区がとにかく"重い"


    まず、新入りの郵便配達員は人が抜けやすいキツい区に配属される傾向ありです。郵便局の想定として、配達員は8時から始業。1時間の昼休憩を取りながら配達を完了し、16時くらいに帰局。事故処理(転送シール貼ったり、差出人へ還付したりする作業)を行って定時の16時45分に退社することが標準とされてます。

    当然、こんな時間に終わるわけがありません。配達だけで6時間以上かかる区を僕は担当することになりました。大雨の日は悲惨。

    冬になると日が短くなるので、16時過ぎくらいから空が暗くなり始めます。暗くなると配達効率が落ちるため、なんとか早く終わらせようとすると昼休憩を削り始めることになります。配達中も駆け足が基本。

    でも、これだけやっても配達が早く終わる区には追いつけないんだ。慣れれば僕も定時で上がれるようになるかと思ったけど、無理。慣れれば慣れるほど、どれだけ工夫しても物理的に不可能なことが分かってくる。半年ほど過ぎた頃には周りを観察することもできて、郵便配達には負担の"重い区"と"軽い区"があることを実感として理解できるようになります。

    僕だけが特別遅いのであれば改善していきますけど、経験の長い社員でも同じくらいの時間はかかってるわけです。こうなると個人じゃなくて区割りの問題なんですけど、既に負担が均等化にされているという風潮なので改善されません。固定で区を担当する僕からすると絶望的な認識のズレ。

    人員配置次第では一部を他の人がやってくれる日もありましたが、基本的には自力でやりきるのが前提。

    重くも軽くもない区。便宜上、"平区"とでも言いましょう。これに合わせて残業時間を同じラインで求められるのだから正直アホらしくなってきます。

  2. DOSS(集配業務支援システム)の不合理


    配達員はDOSS(ディーオス)と呼ばれる集配業務支援システムのもとで業務を行います。トヨタ式の作業効率化を参考にして考案されたシステムと聞きますが、実態は作業効率を逆に悪くしているように思えました。

    各作業に対する所要時間はデータ化して管理されています。そのため、朝の準備体操、大区分、道順組立、書留授受、バイク点検、ミーティング、出発準備、出発といった作業の節目節目に携帯端末を操作して現在行っている作業項目を手動で切り替える必要があるのです。

    実際、配達員の立場からすると出発前の作業なんてものは一連の動き、ひと繋がりのルーティンワークなんですよ。それをいちいち分割して作業の手が止まるんだからかえって非効率になります。

    また、配達の所要時間は郵便物の物量や推定配達件数によって概算が割り出されるわけですが、例えば1通のはがきを届けるにしてもアパートの集合ポストに入れるのと、2階のドアポストに入れるのとでは所要時間が変わります。バイクから降りずに郵便受けへ入れられる家と、降りて郵便受けまで向かう必要がある家もまた同様。再配達、書留やゆうパックの量によっても所要時間は大きく変わります。

    最近はメルカリを始めとするフリマアプリの利用者も増えているので、受け箱に入らない郵便物も増えています。この場合は対面で渡すけど、居住者がいなければ不在通知書を手書きで作成するためさらに時間がかかります。

    同じ1通でも状況により重みが変わってくるわけですけど、ここは全く考慮されていないようです。「業務支援システム」として成り立っているのでしょうか。

  3. 残業時間の締めつけがキツい


    DOSSも当初はあったであろう正しい運用方法を守っていれば人員配置の最適化や配達負担の均等化に役立ったと思いますが、現状からそれが実現することは望めないと感じました。

    郵便事業は収支が厳しい状況にあるため、人件費削減は至上命令になっています。コストダウンの一環として配達員の残業(実際は公務員時代の名残で「超勤」と言うことが多い)は厳しく制限されています。このため「ムダな動きをなくせ」「配達を早く終わらせるように」といったことを全体ミーティングの際によく言われる。終業時間を決めつけられる中で郵便物を配りきるため、昼休憩を慢性的に削っている配達員はかなり多いです。僕もこうなってしまった。

    こういった現状をありのままDOSSに入力して管理職が業務量を適切にコントロールしてくれれば良いのだけれど、実際は「1時間の休憩をDOSSに入力していない」と注意するだけで「本来の休憩時間を確保できない原因」を解決しようする動きにはなりません。

    結果として配達中にも関わらず形だけの休憩時間を入力している配達員が多く生まれる。当初はありのままに入力してたけど注意されるだけ時間のムダなので、いつからか僕も平気な顔して昼休憩は嘘入力するようになりました。

    これをやるとデータ上はうまく仕事が回っていることになるので、補充の人員なんか来るはずがありません。結局は自分達の首を進んで絞めてる最悪の構図になるんですよね……

    配達中の誤配は許されず、帰局後も配達証の返納や現金の返還、事故処理、転居処理などの事務的な作業もやらなくてはいけない。特に書留の扱いは厳重で配達証や不在持ち戻りの数が1通でも合わないと局全体を巻き込む大きな問題になります。

    肉体的に疲れている中で急かされてしまうので、一息つく時間もとれない。毎日これだから張りつめた精神が疲弊していくのも仕方ないです。自然と人間関係のストレスも嵩んでいきます。

     

    www.nishinippon.co.jp

     

  4. 年賀営業に対する疑問


    11月から年賀状販売の営業が本格的になります。僕も担当区の配達中に声掛けを行っていき、実際に販売業務にも携わりました。

    ところで、郵便局といえば年賀状の自爆営業が悲しいことに以前から有名。下記は2013年の記事。

    biz-journal.jp


    そして、こちらは2020年のニュース映像。

    www.youtube.com


    局によって空気感が違うだろうけど、ここからは実際に現場にいた者としての話をしようと思う。

    2019年にかんぽ生命の不適切営業のニュースが連日報道されたこともあって、「ノルマ」という言葉はない。ただ「目標」は存在する。局ごとに目標枚数が割り当てられていて、それが各班へ割り当てられ、さらに各区に割り当てられるといった具合。自分だけ販売実績ゼロというのは居心地が悪いから僕もシーズン中は声掛けやチラシの投函を行いました。

    年賀シーズンになると局内の至るところに販促掲示物が貼り出されます(文化祭かと思うレベル)。各区の販売件数は日々更新されて、目立つ場所に掲示されます。優秀な班や区に「いいね!」がつく一方で、実績の低い班や区にはマーカーで色がつけられたり、茶化したようなコメントがつきます。

    結局、言葉が置き換わっただけなのかなと感じました。かつて非正規社員にまで及んでいた個人成績に基づく叱責は鳴りを潜めたようですが、遠回しにプレッシャーはかけてきてるのだなぁという雰囲気。

    ただ、年賀状って言うなれば郵便局の独占商品なわけで、なおかつどこで買っても利用者としては同じもの。これを残業コストをかけてまで配達員が必死に営業する必要って本当にあるのかなとずっと思ってました。

    「配達員から年賀はがきを買う」という発想の人なんてほぼいないですよ。

    利用者からしてみれば買い物ついでにコンビニかスーパーで買った方が楽なはずです。配達員から受け取るか、郵便受けに入っていた申込み用紙に購入枚数と名前と受け取り希望日を記入してポストへ投函。希望日に訪問してきた配達員と対面して会計(現金のみ)なんて、手間が多くて面倒でしょう。

    配達員からしても配達中に販売業務があると負担なんですよ。釣り銭の準備と返還の手間が増えたり、書類を提出したりする必要も出てくるのでどうしても十数分のロスが生じる感覚です。

    郵便局の窓口以外にもコンビニやスーパーといった販路が確立しているのだから、配達員の年賀営業は省略して本来の配達業務に専念させれば良いと思います。

    11月以降はゆうパックの配達も増える傾向があります。平常より時間がかかる中でも残業時間は締めつけられるので、余裕を持てない中では誤配も生じやすいです。でも、誤配先に郵便局の内情は関係ないですよね。「疲れて集中力が途切れた」とか「休憩とれないほど忙しくて確認が疎かになった」とか言えないですよ。

    年賀営業が本当に郵便局の掲げる「お客様本位」に繋がるのか疑問です。

  5. 正社員と非正規社員の格差


    勤務表を見れば一目瞭然ですが、正社員と非正規社員で決定的な違いがあります。ずばり、休みの日数。郵便局の仕事については過酷な面が多い一方でホワイトな面もあります。それは休日が多くあるという点です。週休3日体制や大型連休を作りやすいというのはよく見かける話です。

    これ、発言者が正社員か非正規社員かをちゃんと見た方が良いです。郵便局は労働日数としては正社員より非正規社員の方が格段に多いです。人手不足の班では有給(現場では「年休」と呼ぶことが多い)も取りにくいですよ。面構えもキマってきます。

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    正社員に比べて期間雇用社員の待遇は劣悪。仕事内容は同じなのに休みは正社員の半分以下。


    ただ、正社員は正社員でこんな問題を抱えている様子。非正規の手取りより少なくなることは条件によって実際あり得る話です。長年の経験を持つ正社員でも残業代がなければ手取り20万円に届かない世界。

    www.businessinsider.jp

     

  6. 今後の事業継続に不安を覚える


    これまで上げた問題点、実は以前から指摘されていることなんですよね。それこそ10年以上前から言われていたことです。今でもこの問題を引きずっているんだから、もはや根本的な解決ができない社内風土になってしまっているのではないでしょうか。

    2019年最大のバッドニュースであるかんぽ生命の不適切営業の他、毎週のように郵便物の放棄・隠匿、横領が発覚して郵便局のイメージは悪くなる一方(募集しても応募者がいないという話もあるほど)。このしわ寄せは必ず末端の配達員へ波及します。

     

    president.jp

     

    www.asahi.com

     

    まぁね、郵便物の放棄・隠匿はやった本人が悪くて、自身で責任を負わなければならないのは確か。でも、それを引き起こしてしまう環境があることも同時に考えてほしいと思う。それを正すのは管理者の責任だし、会社全体が取り組まなければならない課題なんだよ。

    郵便局はユニバーサルサービスの担い手なので会社として完全に潰れるということはないと思います。ただ、人手不足でより過酷になる労働環境に"中の人"が擦り切れずにいられるかとなると不安を覚えます。

    僕も今後この仕事を体を壊さずに何十年も続けていける未来図は描けませんでした。仕事の性質上、交通事故の危険性も高いですしね。最近だと新型コロナウイルスの感染リスクも高いと言えます。

    www.sankei.com


    上の人からは「郵便局辞めるのはもったいない」とか「このままやっていけば正社員になれる」とか言われもしましたが、休憩をとる時間すらない配達員の現実を見てくれと思います。希望と魅力なんて感じませんよ。

    togetter.com

     

まとめ


郵便配達の仕事をしていて良いこともありました。基本的に配達中は愛想よく、丁寧に対応していれば悪い思いはしません。配達先では受取人に「お疲れさま」や「ありがとう」などの労い言葉を頂くことが多かったので、こういった言葉は励みになりました。

 

通勤も徒歩圏内だったので、満員電車や遅延情報に振り回されることが皆無でした。これはすごく楽でしたね。残業が慢性的に発生してしまう区の担当にはありましたが、日付が変わる寸前まで仕事をするみたいなことには決してなりません。

 

給与面については正社員との格差はあるものの、非正規社員としてはスタート時から地域の中では高い水準となる場合が多いです。夏と冬にはちょっとした臨時収入もあったりする。経験を重ねて担当範囲が広がれば基本給も上がっていくので、習熟度が最高ランクになれば地方ではそれなりの収入を得られる仕事にもなると思います。

 

社会保険や初期段階の研修は手厚いです。その他福利厚生も近年は改善傾向にあるため、なんやかんやで一定数の需要があるのは分かります。非正規にも臨時収入がある仕事ってなかなか無いじゃないですかね。

 

年賀営業に関してはブーブー言いましたけど、実際に配っていると年賀状が届くのを楽しみにしている人は多くいるんだなと感じました。無事全て届けられた時にはいつも以上に肩の荷が降りた快感を覚えます。

  

最後に、自分が利用者側として再配達をお願いした時には必ず希望時間帯に在宅することを肝に命じるようになりましたね。再配達の時に不在なの、ガチのガチで有罪(ギルティー)です。

 

「仕事で配達して、家でも配達なんかしたくぬぇ~!!」という思いから話題作の配達ゲー『DEATH STRANDING』を気になりつつも避けていましたが、やっと買う気になれました。

 

【PS4】DEATH STRANDING

【PS4】DEATH STRANDING

  • 発売日: 2019/11/08
  • メディア: Video Game
 

 

三脚使って月の写真撮ってみた話 ~2月1週記~

ガキ使観ながらスミノフ飲んでます。久しぶりに飲んだけどやっぱりうまいね。

 

先日購入した三脚使って、手始めに月の写真撮りました。長年カメラを趣味にしてると言ってきましたが、ここにきてマニュアルモードを初めて使用することに。なかなか雰囲気ある写真撮れたんじゃないでしょうか。わりと満足です。

 

普段は「絞り優先」か「シャッタースピード優先」で撮影してるので気づきませんでしたけど、マニュアルモード使うと思い描いたニュアンスをより追求できて面白いもんですね。

 

 
 
 
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オタクはこうやってすぐに歌詞を引用する。

 

露出の設定次第でかなり表情変わりますね、満月の時はもう少し抑えた方が良かったかもなぁ。

 

レンズを通してじっくり月を見てると、短い時間でも少しづつ動いているのが分かります。

 

劇場版メイドインアビス観ました。ボンドルド卿、度し難い

 

『劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明』観に行きました。2017年に放送されたTVシリーズメイドインアビス』の続編になるストーリー。黎明卿、新しきボンドルドの登場から絶界行(ラストダイブ)までを描く。重要なターニングポイントで、原作ファンの間でも特に人気が高いエピソードではないだろうか。僕も好きです。

 

miabyss.com

 

 

いや~ボンドルド卿(CV:森川智之)最高っすね。原作の中でも屈指のバトルシーンがありますけど、ヌルヌル動いてて良かったですよ。ホントもう、ヌルヌルだし…ドロドロしてるしで……

 

今ならテレビシリーズはアマゾンのプライムビデオで観ることができます。この作品、世界観や設定が面白くてイチオシです。

 

興味が出たらぜひ劇場へも足を運んで下さい。そして、なるべく耐えて下さいね。

  

メイドインアビス 1 (バンブーコミックス)

メイドインアビス 1 (バンブーコミックス)

 
 

カメラ三脚を初めて買いましたって話 ~1月2週記~

檸檬堂飲みながら書いてます。最近では塩レモンがお気に入りです。

 

 

 

最近はこんな感じのテンションで過ごしてるからマ~~~ジでつまらん。ここ数年、仕事に関しては運気が低迷してる。なんでこうなっちゃうのかな俺は。

 

カメラ三脚「SLIK E74 FA」買いました

 

 

 

 
 
 
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さて、前回の記事で今年の写真趣味における挑戦について書きましたが、そのための装備として「SLIK E74 FA」を買いました。家電量販店のポイントが結構貯まってたので、ちょっと奮発。

 

www.kenko-tokina.co.jp

 

手始めに月でも撮ってやろうかと思いましたが、ここ数日は雲に隠れちゃってるので順延。

 

写真を趣味として楽しむようになってからそれなりの年月が経ちましたけど、ずっと手持ちスタイルで三脚は使ったことないんですよね。使い方の基本をしっかり掴んでいこうかなと思います。

 

ゆるキャン△ 9巻」読みました

 

伊豆キャン完結編。前回に引き続き、伊豆のジオスポットを巡りながらのキャンプ模様を描いた内容。前回に続いてキャンプそのものより、伊豆の観光スポット案内がメインになっている印象を受ける。そのためか、景観を描写するために見開きのコマが多かったかも。こういうの読むと、実際に行ってみたい気持ちになります。

 

隙あらばウソをつく犬子のファンです。太眉、ヨシ!

 

 

マンガ、アニメの実写版って当たり外れ激しいですけど、わりと好意的に受け入れられてるっぽいですね。今度観てみよ。

 

 

   

ゆるキャン△ 9 (まんがタイムKR フォワードコミックス)

ゆるキャン△ 9 (まんがタイムKR フォワードコミックス)

  • 作者:あfろ
  • 出版社/メーカー: 芳文社
  • 発売日: 2020/01/10
  • メディア: コミック
 

 

2019年に撮った写真を振り返るだけの話 ~1月1週記~

あけましておめでとう。どうも、僕です。2020年、令和2年が始まりましたね。オリンピックイヤーですよ。オモテナシの精神、ちゃんと仕上げていってる?

 

細々ながらこうしてブログをやってるのに、新年になっても更新なしじゃあんまりなので、2019年に一眼レフで撮った写真を改めてアップして振り返ろうかなと思いました。

 

使用モデル:Canon EOS 8000D

使用レンズ:SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

使用レンズ(時々):Canon EF50mm F1.8 STM

 

 

2019年1月 成田山

初詣に成田山行きました。普段は初詣の参拝客が落ち着いてから行くんですけど、この年は三が日に行ってみました。まぁ人が多いこと多いこと。

 

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おみくじでは大吉引いたけど、これがもとで母と尾を引くケンカになったことを今でも覚えています……

 

2019年2月 怪獣酒場

川崎にある『ウルトラマン』のコラボ居酒屋、怪獣酒場です。ゲストにエレキングが登場する日だったからか、めちゃくちゃ混んでました。リアルに3時間くらい並びましたね。一緒に行った友人2人はよく付き合ってくれたな思います。

 

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当ブログは今でもメトロン星人の活動を応援しています。 詳しくはこちらの記事にて。

 

8492channel.hatenablog.com

 

2019年4月 金沢

小学校時代からの友人2人と金沢へ旅行。友人Aが結婚するので、その前の思い出作りですな。結婚式ムービーの素材集めみたいなとこもあったので、人を被写体にする場面が多くありましたね。ブログ上で紹介できないのが惜しいです。

 

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友人Aの結婚式が台風直撃で中止の運びとなることを、この時の僕らは知る由もない……

 

2019年6月 千葉市動物公園

かつてレッサーパンダ風太くんで一躍有名になったことがある千葉市動物公園ハシビロコウがいる動物園なので個人的にポイント高い。かなり珍しいですよ。近所にあるからたまに行きたくなるんですよね。

 

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頭フリフリはマジでぶち上がりました。間違いなく互いを認識した瞬間なので。

 

2019年8月 『天気の子』聖地巡礼

君の名は。』に続いて大ヒットをかまし新海誠監督の『天気の子』でモデルになった場所を巡ってみました。

 

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ついでに『君の名は。』の階段にも行きました。こちらも未だに巡礼者がいましたね。詳しいロケーション知りたかったらこの記事も見てね。

 

8492channel.hatenablog.com

 

2019年8月 函館

大学時代からの友人2人と函館旅行キメました。

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初日が雨でどうなることかと思ったけど、全体的にかなり満足度高い旅行になりました。今回は函館を中心にしたけど、次は札幌の方も行きたいな。北海道はでっかいどう。

 

9月以降は一眼レフの冬眠期に

天気の悪い日が多かったこともあるけど、仕事の都合上休みが分散するようになって、なかなかカメラ抱えてどこかへ行こうって気持ちになりませんでした。休みが飛び飛びだと「余暇」じゃなくて「休養日」としての過ごしてしまうんですよね……

 

レタッチソフトとして「Lightroom」覚えようと思ってたけど、それもできずじまいでした。今年こそはやるぞ。

 

写真趣味における2020年の目標の一つとして、「天体」と「花火」にちゃんと挑戦しようと考えてます。つい先ほど、前々から購入しようと狙ってた三脚を遂にポチった。これを携えて旅行、行きてぇなぁ~。

 

 

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』観てきました。あなたはカイロ・レンの物語を見たか ~12月4週記~

2019年ももうすぐで終わってしまう。歳を重ねるごとに月日の流れが早く感じられるのは、変わらない1日の時間に対して、生きてきた時間の累計が増えていくのだから当然なわけだが、「感動することが減っていく」ということにも要因があるらしい。

 

子供の頃は食べるもの、触れるもの一つ一つが新鮮で感動していたけど、大人になるにつれてそういった体験が少なくなるってことらしい。以前、NHKのチコ叱で聞いた話だ。ボーっと生きてんじゃねーよ!ってわけだ。

 

■『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』観てきました

 

 

 

スター・ウォーズの最新作、スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観ました。ネタバレするんで、観てない人はご注意を。

 

www.youtube.com

 

続三部作の1作目スター・ウォーズ/フォースの覚醒で監督を務めたJ・J・エイブラムスが再びメガホンを取る形に。42年に渡って描かれた大人気シリーズの締め括りを任されるなんて相当な重責であったはずだが、その期待に見事応えてくれたと思う。スターウォーズシリーズが好きで良かった。

 

続三部作はルーカスフィルムがディズニーに買収され、ルーカス本人は製作総指揮から離れるという新体制で製作が進められた。このためか、従来のスターウォーズの世界観から逸脱したシーンも多く見受けられた。監督も「J・J・エイブラムス」→「ライアン・ジョンソン」→「J・J・エイブラムス」というリレー形式になったためか、作風やキャラ設定にブレが出てる部分もある。新規ファンと従来ファンのどちらに寄りたいのか、わりと製作サイドで右往左往してたように感じる。最終的には後者に寄るようにしたんだろうな。ランドやパルパティーンの再登場が如実にそれを物語っている。

 

主人公レイの出自については影響をもろに受けているように思える。新三部作のアナキン、旧三部作のルークのような「選ばれし者である」に対して、続三部作のレイは「選ばれし者ではない」という背景がキャラクター性に深く関わっていたし、ストーリー上でも意識的に取り入れられていた要素のはずだが、結局はパルパティーン、つまりはダース・シディアスの血を引く者になってしまった。最後にはスカイウォーカーにまでなってしまうし。

 

 

 

「レイとカイロ・レンのフォース通信…物理的な転送してるの……何?」

 

「ファイナル・オーダーの戦力、秘境の星でシスの信奉者は無限湧きでもしてるの?」

 

色々ツッコミ所はあるんだけど、それに勝る面白さがあったので、繰り返しますが僕はこの映画が好きです。スターウォーズが好きで良かった。映画館に観に行って楽しかった。

 

風前の灯となったレジスタンスを救う増援。打ちのめされたレイを鼓舞する歴代のジェダイ達。お約束ながら、この展開はやっぱり好き。

 

 

■ベン・ソロになったカイロ・レン。その手には、ジェダイの光刃

 

続三部作を通して一番の輝きを放ったキャラクターはファースト・オーダーの手先である悪役、カイロ・レンだろう。『フォースの覚醒』冒頭でレジスタンスのエースパイロット、ポーが放ったブラスターの光弾を静止させるという今までにない映像描写で圧倒的な存在感を見せつけた彼だが、以降はまぁなんとも頼りない。思い通りにならないとすぐキレて周囲に当たり散らしたり、ライトセーバーやフォースの修行を積んでいないレイに斬り伏せられたりと残念な感じ。「思ってたより強くないじゃん…」と誰もが思ったはずだ。

 

自分の力では偉大なる祖父、ベイダーのようにはなれないと気付いている焦りが伝わってくるようなキャラクターだった(実際、レイに見破られていた)。

 

彼が愛用するクロスガード・ライトセーバーの設定を紐解くと、ひび割れたカイバー・クリスタルを使用しているらしい。それによってエネルギーの収束が乱れた荒々しい赤の光刃になっているのだとか。なんだか、迷いある心を投影しているようではないか。

 

『スカイウォーカーの夜明け』では、彼が自らの意思でその剣を捨て、新たなライトセーバーを手にする過程が描かれる。「銀河系の自由と正義の守護者」であるジェダイの騎士が愛用した青いライトセーバーだ。

 

レイを救うために駆けつけた彼の姿は、愛する者を助けたいと願ってシディアスのもとへ向かった祖父、アナキンの姿と重なる。アナキンはここで決定的な誤ちを犯してダークサイドへ堕ちてしまうが、カイロ・レン改め、ベン・ソロは違う。ライトサイドへ帰還したからこそ、シディアスの前に立つのだ。

 

ダース・ベイダー(アナキン)とカイロ・レン(ベン)はストーリーを通して明確に対比していたように感じる。ジェダイの騎士、シスの暗黒卿として絶大な力を奮ったアナキンのようにはなれないと思われていたベンが、偉大なる祖父でも成し得なかった「愛する者を死から救う」を成し遂げる。

 

続三部作の2作目『最後のジェダイ』でルークが語った「私は最後のジェダイではない」という言葉はレイだけではなく、カイロ・レンの中に宿るベン・ソロのことも信じて向けられたように今では思える。かつて父を信じたあの時と同じように。

 

続三部作はレイが主人公となっているが、カイロ・レンもまた主人公である物語なのだと思う。スカイウォーカーの系譜として、実に良い締め括りを見ることができた。